熊谷高校校長室より

平成25年度 第2学期始業式 校長あいさつ 
  

 みなさん、おはようございます。元気な顔を見られて大変嬉しいです。
暑い夏休みが終わり、2学期が、いよいよ今日から始まります。夏休みはいかがだったでしょうか。
  学校では、照りつける太陽の下、校庭で練習に励む姿がありました。 体育館では蒸し風呂のような中、元気に声をかけ合う姿がありました。
各種大会で活躍する姿もありました。
 また、多くの補習が行われ、真剣に講義に向かっておりました。
文化祭の準備に汗を流している姿もありました。これらの活動において、暑い中、皆さんを熱心に指導してくださった先生方への感謝を忘れないで欲しいと思います。

  さて、今日から2学期が始まります。2学期は、文化祭・体育祭・修学旅行など、大きな行事が続きます。力を併せて成功させましょう。また、3年生は、この夏休みの学習の蓄積を基に、更に力を着け、悔いのないように、受験に立ち向かってください。

 それでは、始まりに当たり皆さんに、一つお話をします。
 休み中にPTAの全国大会で山口県に行ってきました。山口といえば、長州・萩藩ですね。伊藤博文や木戸孝允など明治新政府の要人が出た藩です。彼らが若き日に学んだのが吉田松陰の「松下村塾」です。吉田松陰は、30歳で亡くなるまで、「新しい日本を創るという志」を貫きました。その志は塾生に受け継がれ、明治維新そして近代国家成立への大きな原動力になったのです。
 「吉田松陰」は、「志を立てて、以て万事の源となす」と説いています。
志を立てることが全ての源となる。高い理想をもち続けることが大切ということです。
高い志を貫いた例として、秩父市にある秩父市立病院の院長さんを紹介します。
 埼玉県は、平成22年度の県内の医師の数は10,259人で全国8番目ですが、人口10万人当たりの医師の数は142人と最下位だそうです。
   そのような中、県の医療整備課の事業で、地元に医者を呼び戻そうという事業があります。その一環として夏休み中に秩父市立病院の見学・体験と院長の講話がありました。本校から3名の生徒と私も参加しました。

 勅使河原院長は熊高の卒業生で私の同級生です。私の高校時代のアルバム写真を使うなど、楽しく話をしてくれました。
院長の講話の中で、貧しい暮らしだったが、ホームドクターの影響で医者を目指し、難関の自治医科大学に合格した。恩師の教えを守り、「医術」と「医道」に精進しているそうです。「医療に雑務はない。医師だけではなりたたない。全て勉強」と言っていました。この様に、志を持ち、高齢化が進む秩父の医療を支えている先輩がいます。

 熊谷高校は、日本を支える人材を輩出する学校です。皆さんも、高い志をもち続け、更には「TPOをわきまえた人物」となってください。「志を立てて、以て万事の源となす」です。 それでは、充実した2学期になるよう心がけてください。以上で講話を終わります。

 


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